つみたてNISA・インデックス投資を3年続けてわかった5つのこと【会社員のリアル】
こんにちは、フヤスです。
2022年11月、オルカンを月20万円で買ったのが、わたしのつみたて投資のスタート。
気がつけば、もうすぐ3年になります。
「とりあえずやってみよう」と始めた小さな一歩が、いま振り返ると、わたしのお金との向き合い方を、生活ごと変えてしまいました。
この記事では、つみたてNISA・インデックス投資を3年続けて、わたしが実体験から学んだ5つのことを書きます。
専門書には書いていない、会社員のリアルな話として読んでもらえたら嬉しいです。
その1:暴落は必ず来る。でも、握力は育つ
3年のあいだに、わたしは2回の大きな暴落を経験しました。
1回目:2024年7〜8月の急落
最初の暴落の時、わたしは毎日株価をチェックしていました。
下がる→下がる→わずかに上がる→また下がる──そんな日々が続きました。
幸い含み益はゼロにならなかったので、夜眠れないほどの心配にはなりませんでしたが、頭の中ではこの2つがグルグル回っていました。
「下がる前に売っておけばよかった」
「いや、下落を察知して売るなんて、誰にもムリだ」
結局わたしは、「何もしない」を選びました。
そして同年10月、株価は急落前の水準に戻ったのです。
2回目:2025年3〜4月のトランプショック
翌年、米国の関税政策を引き金に世界的な下落が再びやってきました。
含み益はトランプ前の1/5を切るところまで落ち込み、「含み損もあり得るな」と覚悟しました。
でも、不思議と心は前回ほど揺れませんでした。
「またか」
「いつか戻るだろう」
毎日の株価チェックも、前ほどしなくなっていました。
そして実際、7月には水準が戻ったのです。
「握力」は経験で育つ
これが3年でわかった一番大きなこと。
暴落は必ず来る。でも、経験を重ねれば「握力」が育つ。
知識として「下落しても持ち続けるのが正解」と聞いてもピンと来ません。
実際に経験して、戻って、もう一度経験して、また戻る──これを通して、ようやく腹落ちします。
その2:「何もしない」が最強の戦略だと、本当の意味で理解した
暴落のとき、わたしが「何もしない」を貫くためにやっていたことは、いたってシンプルです。
- 本業の仕事に集中する
- 証券口座にできるだけログインしない
- 株価情報を頻繁に拾わない
特に「証券口座を見ない」というのは、自分でも意外と効果がありました。
映画のネタバレを避けるときみたいに、「知らないでいる」を意識的に作る感じです。
もちろん、何をしていても頭の片隅にはありました。
完全に忘れることはできません。
でも、「頻繁に見ない」だけで、心の消耗はずいぶん違いました。
「インデックス投資で最も良い成績を残したのは、亡くなっていた投資家だった」という逸話がありますが、これは比喩でも何でもなく、本当に手を動かさないことが最大の戦略なのだと、実体験で確信しました。
その3:お金との向き合い方が、生活全体に波及した
つみたて投資を始めて変わったのは、口座の中の数字だけではありませんでした。
生活全体のお金の流れが、見直されていったのです。
携帯キャリア:月12,000円 → 月3,000円
20年以上、大手キャリアをずっと使い続けていました。
変えるきっかけは、ある日たまたま観たYouTube動画でした。
「格安SIMでも、通信品質はほとんど変わらない」
これが本当だとすれば、月9,000円が浮きます。
年間で108,000円、3年で324,000円。
迷いはありました。
- 電波が悪くなったらどうしよう
- キャリアメールがなくなったら、会社の緊急連絡先や登録サービスはどうなる?
調べてみると、答えは拍子抜けするほど明確でした。
- 通信品質はほとんど変わらない(実際、変えた後も困っていません)
- キャリアメールは別アドレスに登録し直せば、何の問題もない
私が乗り換え先に選んだのは、格安SIMの「ワイモバイル」。
YouTubeで手順を確認しながら、無事に乗り換え完了。
生活上の不便は、ゼロでした。
私が使っているのはワイモバイルです。料金プランやキャンペーンは時期によって変わるので、検討する方は最新の内容をチェックしてみてください。
Y!mobile正規取扱店【Yステーション】保険:解約して、投資に回した
もう一つ大きく見直したのが保険です。
入っていたのは:
- 自分で入った生命保険
- 親がかけてくれていた生命保険
- 親がかけてくれていた養老保険(60歳以降の個人年金として受け取るタイプ)
正直、「親がかけてくれた」というところで、長く解約に踏み切れずにいました。
でも、ある時はっきり思ったのです。
60歳まで資金がロックされて、利益率もそこまで高くない。
返戻金と掛け金を投資に回した方が、トータルでは絶対に資産が増える。
親も、わたしがちゃんと資産を守って増やしていると知ったら、きっと喜んでくれるはず。
そう心底思えたタイミングで、解約を決めました。
解約返戻金は、そのまま投資資金に回しました。
「投資」を起点に、生活コストが見直される
おもしろいのは、投資を始めなければ、これらの見直しは絶対にやらなかったということです。
投資を始めた → 入金力を上げたいと思う → 固定費を削る → お金が浮く → さらに投資に回せる
この好循環が回り始めたのが、3年続けた一番の収穫かもしれません。
その4:短期予測は誰にもできない、と腹落ちした
投資を始めるまで、わたしは「経済を読める人は儲かる」と漠然と思っていました。
でも、3年のあいだに自分の中に深く刻まれたのは、これです。
短期の経済予測は、誰にもできない。
これは、ある投資系YouTubeチャンネルから得た気づきがきっかけでした。
そこで聞いた言葉は、いまも自分の中で羅針盤のように機能しています。
- 未来を見通すことは、誰にもできない
- 自分の時間はタダじゃない
- 脳のリソースは有限
- 儲け話は、向こうからやってこない
これらが体感的にわかってからは、ニュースで「日経平均が●●」と聞いても、心がほとんど動かなくなりました。
「ふーん」で済む心の余白が、3年で確実に育ちました。
その5:「次の一歩」に進むタイミングが見えてきた
3年続けて、インデックス投資への信頼は揺るぎないものになりました。
これからも、月10万円のつみたては、変わらず続けます。
でも、同時にこんな気持ちも芽生えています。
「もう少し能動的に、投資に関わってみたい」
「配当金が定期的に入る体験を、自分もしてみたい」
「AIを使えば、もっと効率的に銘柄を探せるかもしれない」
これは、インデックス投資への不満ではありません。
インデックスという土台が固まったからこそ、その上に新しい一歩を積み上げたくなったのです。
3年続けてようやく、「次の一歩」を踏み出せる精神的な余裕が生まれた──そんな感覚があります。
具体的な「次の一歩」については、別記事「【つみたて3年目】インデックス投資の「次の一歩」に高配当株を選んだ理由」に書きました。
さいごに:同じ「2〜3年目」の方へ
最後に、わたしと同じくらいの時期にいる方へ伝えたいことがあります。
つみたて2〜3年目って、最初のドキドキもなくなって、増えてる実感も薄くて、「これでいいのかな」と思い始める時期かもしれません。
でもそれは、飽きているんじゃなく、習慣になった証拠です。
わたしも気づいたら口座を見る頻度が減って、設定したことすら忘れかけていました。
でも、ほったらかしている間にも、お金はちゃんと動いていたのです。
伝えたいのは、これだけ。
変えなくていい。
増やさなくていい。
ただ、続けてください。
2〜3年続いたなら、あとは時間があなたの味方です。
正直に言うと──つみたてで一番難しいのは、「始めること」でも「銘柄選び」でもなく、「やめないこと」だと思います。
オルカンも、S&P500も、握力をしっかり持って手放さない。
売ったら上がります。売らなくても、また上がります。
それまで、何としても相場に残ること。
それさえ守れば、3年目以降、確実に世界の見え方が変わってきます。
フヤス