話題のスペースX IPO、堅実派の私はどう見ているか|それでもオルカンを積み立て続ける理由
2026年6月、投資の世界は「スペースXのIPO(新規上場)」の話題で持ちきりです。
なにせ、報じられている規模は史上最大級。気になっている人も多いと思います。私自身、ニュースを見て「すごい時代になったな」とワクワクしました。
ただ、結論から言うと——私はこのIPOに飛びつくつもりはありません。新NISAでオルカン(全世界株式)を積み立てる、いつもの方針を淡々と続けます。
今回は、まずスペースX IPOの基礎を中立にまとめたうえで、“堅実派”の私がなぜ飛びつかないのかを正直にお話しします。
そもそも、スペースXのIPOって?(2026年6月時点のまとめ)
まず、報じられている事実をニュートラルに整理します。
- 上場予定:2026年6月12日、米ナスダックに上場予定(ティッカー:SPCX)
- 価格:1株135ドルで売り出す方針と報じられています(正式には6月11日の価格決定で確定)
- 規模:時価総額は約1.77兆ドル、調達額は約750億ドルとされ、実現すれば史上最大のIPO
- 個人向け:個人投資家にも、通常より多めの割合を配分する案が報じられています
スペースXといえばロケットのイメージですが、収益の柱は衛星インターネットの「スターリンク」で、契約数は約1,000万件にのぼるとされています。
※数字や日程は2026年6月時点の報道ベースで、今後変わる可能性があります。検討する場合は、必ず最新の一次情報(公式発表など)をご確認ください。
知っておきたい、IPO投資の”注意点”
夢のある話ですが、冷静に見ておきたい点もあります。
① 上場直後の株価は、大きく動きやすい
注目度が高いIPOほど、上場直後は買いが殺到したり、その反動で急落したりと、値動きが荒くなりがちです。「上場=必ず上がる」ではありません。
② 大きな赤字を抱えているとも報じられている
将来性が期待される一方で、スペースXは巨額の投資を続けており、赤字も抱えていると報じられています。期待が先行した価格になりやすい点は、意識しておきたいところです。
③ 日本の個人が、IPO価格で買うのは簡単ではない
そもそも、日本の個人投資家が米国のIPOに”上場前の価格”で参加するのは、基本的に難しいのが実情です。買えるとしても、上場後に証券会社が取り扱いを始めてから、というケースが多いでしょう(取扱の有無や時期は証券会社しだいです)。
それでも私が”飛びつかない”3つの理由
ここからは、私個人の考えです。スペースXという会社の良し悪しを評価するものではなく、あくまで「私はどう投資と向き合うか」という話として読んでください。
① コア資産では、流行を追わないと決めている
私の投資の土台は、新NISAでのオルカン積み立てです。ここは”流行りもの”を入れる場所ではなく、世界全体の成長に長期で乗るための、いちばん大事なお金。話題のIPOに一喜一憂せず、淡々と積み立て続けることを優先しています。
② 自分が腹落ちできる範囲で投資したい
IPO直後の値動きは、正直プロでも読めません。私は株価の短期予測はしないと決めています。値動きを当てにいくより、自分が納得して長く持てるものにお金を置きたい。お祭りに乗るのは、私の土俵ではないんです。
③ 大きく育つ企業なら、いずれオルカンが拾ってくれる
これは個人的に、いちばん安心している点です。
大型企業は、上場後しばらくすると世界株のインデックスに組み入れられていくのが一般的です(時期やルールは指数しだいですが)。つまり、スペースXが今後それだけの存在になるのなら、私がオルカンを持ち続けているだけで、いずれ”間接的に”その成長を少し受け取れるということ。
だから、慌てて個別に買いにいかなくても大丈夫——そう思えるのが、全世界株インデックスの心強さです。
参加するかどうかは、人それぞれ
念のためですが、「IPOに参加するな」と言いたいわけではありません。買うかどうかは人それぞれで、自己責任の世界です。
興味がある人は、リスクをよく理解したうえで、無理のない余裕資金の範囲で——というのが大前提だと思います。
私はというと、これからも新NISAでオルカンを淡々と積み立てます。歴史的なIPOを横目で眺めつつ、自分のペースを崩さない。これが、3年やってきた私なりの”続け方”です。
まとめ
史上最大級と報じられるスペースXのIPO。夢のある話ですが、私はコア資産では追わず、いつものオルカン積み立てを続けます。理由は、流行を追わないと決めていること、短期の値動きは予測しないこと、そして大きく育つ企業ならいずれインデックスが拾ってくれると考えているからです。
私がなぜオルカンを主軸にしているかは、こちらに詳しく書いています。
“続けること”の大切さについては、こちらも。