オルカンとS&P500、両方積み立てる私の使い分け|なぜ9:1にしたのか
「オルカンとS&P500、どっちがいいの?」
投資を始めた友人から、よく聞かれる質問です。
結論から言うと、私はどちらか一方ではなく、両方を「9:1」の割合で積み立てています。オルカンを主軸にしつつ、S&P500も少しだけ持っている、という形です。
今回は、なぜこの配分にしたのか、両方を3年積み立ててきた私のリアルな考えをお話しします。
大前提:どちらが「正解」という話ではありません
先にお伝えしておくと、オルカンとS&P500はどちらも”王道”と呼ばれる、多くの人に選ばれているインデックスです。「こっちが正解でこっちは間違い」という性質のものではありません。
これから書くのは、あくまで私個人の考えと配分です。投資は自己責任なので、最終的にはご自身が納得できる形を選んでくださいね。
そもそも、何が違うの?
ざっくり言うと、こうです。
- オルカン(全世界株式):これ1本で、世界中の株にまとめて投資できる。アメリカも日本も新興国も含む”全部入り”
- S&P500(米国株式):アメリカの代表的な約500社にまとめて投資する。投資先を”米国に集中”させたもの
オルカンの中にもアメリカは多く含まれているので、「全世界に広く分散するか、好調な米国に絞るか」の違い、とイメージすると分かりやすいです。
ちなみに、どちらも色々な会社から似た商品が出ていますが、私は「eMAXIS Slim」シリーズを選んでいます。手数料(信託報酬)の低さで人気の定番シリーズで、オルカンもS&P500もこのシリーズで揃えています。
なぜ私は、オルカンをメイン(約9割)にしたのか
私の主軸はオルカンです。理由はいくつかあります。
① 多くの専門家が”王道”として勧めている
著述家や投資系の発信者、金融のコメンテーターまで、本当に多くの人がオルカンを勧めています。もちろん鵜呑みは禁物ですが、これだけ支持されているという事実は、初心者の私にとって安心材料のひとつでした。
② 「資本主義そのものの発展」に賭けられる
これが、私がいちばん腹落ちした理由です。オルカンは、特定の国ではなく世界経済全体の成長に乗っかる投資。
正直に言えば、「もし世界全体の資本主義経済がダメになるなら、そのときは私たちの生活そのものが破綻している」とも思うんです。だったら、その世界全体に賭けておくのがいちばん腹をくくれる——そう考えました。
③ 国の盛衰を気にしなくていい
どの国がこれから伸びるかは、誰にも分かりません。オルカンなら、伸びた国の比率が自動で増えていくので、「次はどこ?」と当てにいかなくていい。これは精神的にすごくラクです。
④ シンプルで、迷わず続けられる
1本で完結するので、あれこれ考えずに淡々と積み立てられます。長く続けるうえで、この”考えることの少なさ”は大きな武器でした。
では、なぜS&P500も(約1割)足したのか
「オルカン一本でいいなら、なぜS&P500も?」と思いますよね。正直に言うと、理由はかなりシンプルです。
① 値動きの”ふり幅”を、自分で体感してみたかった
S&P500は、米国に集中するぶん、オルカンより値動きのふり幅が大きいイメージがありました。
でも、それを記事や数字で読むだけでなく、実際に少額持って、自分の資産でどう動くかを体感してみたかったんです。これがいちばんの動機でした。
② オルカンだけでは、少し物足りなさもあった
「全世界に分散」は安心な反面、ちょっと”優等生すぎる”というか、物足りなさを感じる瞬間もありました。米国の比率を少し上乗せして、自分なりの色を出してみたかった、という気持ちもあります。
つまりS&P500は、私にとって「勉強と体感を兼ねたスパイス」のような位置づけです。
「9:1」という配分の考え方
こうして私の配分は、オルカン9:S&P500=1に落ち着きました。
あくまで土台はオルカン。S&P500は、体感と”ちょい上乗せ”のための1割です。
もし米国がこの先も強ければ、その恩恵を少し多めに受けられますし、逆に米国がふるわなくても、土台のオルカンが世界全体で受け止めてくれる。「攻めすぎず、でも何もしないよりは少し色を出す」——私にはこのバランスがしっくりきています。
※毎月のつみたては、シンプルさを優先して、今もオルカンを中心にしています。
これから始める人へ:好みで選んでいい
さんざん自分の配分を語っておいてなんですが、結論はシンプルです。
「オルカンとS&P500、好みで選んでいい」——これが私の答えです。
どちらも王道で、長期で世界(または米国)の成長に乗るという点では同じ方向を向いています。“正解は一つ”ではありません。
「全世界に広く分散する安心感」が好きならオルカン、「好調な米国に賭けてみたい」ならS&P500。私のように両方持って、自分で違いを体感してみるのもアリだと思います。
大事なのは、どちらを選ぶかで悩みすぎて始めるのが遅れないこと。完璧な配分を探すより、まず積み立て始めて、続けることのほうがずっと大切だと、3年やって実感しています。
まとめ
私はオルカンを主軸に、S&P500を1割という「9:1」で積み立てています。理由は、世界経済全体に腹をくくって賭けられるオルカンを土台にしつつ、S&P500で値動きの違いを体感したかったから。
でも、これはあくまで私の答え。あなたには、あなたの”しっくりくる配分”があるはずです。
私がインデックス投資を3年続けてわかったことは、こちらにまとめています。
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