投資を始めて、3年が経ちました。

つみたてNISAでオルカンを買い始め、暴落を何度かくぐり抜け、その後インデックスの「次の一歩」として高配当株も始めた——。
振り返れば、いろいろな判断をしてきました。

その節目に、ふと思ったんです。
「この3年間の自分の判断は、果たして正しかったんだろうか?」

自分で振り返ると、どうしても甘くなったり、逆に落ち込んだりしてしまう。
そこで、第三者の視点として、AI(Claude)に”採点”してもらうことにしました。AI活用シリーズの最終回として、その結果をお話しします。

大前提:採点は「過去の振り返り」。未来の保証ではない

最初にひとつ。
AIにしてもらうのは、あくまで「これまでの判断を客観的に振り返る」ことです。
「この3年がうまくいったから、これからも大丈夫」という未来の保証ではありません。投資の結果には運も含まれますし、過去がよくても未来は誰にも分かりません。

それでも、自分では気づけない癖や、見落としていた良し悪しを映してもらうのは、十分に価値があります。

やり方:3年間の「やったこと」を伝えて評価を頼む

方法はシンプルです。
この3年間、私がいつ・何をしたかをAIに伝えました。たとえば——

  • 2022年につみたてNISAで投資を開始したこと
  • 相場が大きく下がった局面でも、売らずに積立を続けたこと
  • インデックスに加えて、高配当株を始めたこと

そのうえで、「これらの投資判断を、長期投資の観点から評価してください。良かった点と、改善できる点を教えてください」とお願いしました。

AIが評価してくれた「良かった点」

返ってきた採点で、特に高く評価されたのが次の2つでした。

① 暴落でも、売らずに続けたこと
この3年、相場は何度も大きく下がりました。私自身、不安で眠れない夜もありました。
でも、そこで慌てて売らなかった。これをAIは強く評価してくれました。
「下落局面で売らずに継続できることは、長期投資で最も難しく、最も重要な行動のひとつです」と。

② コツコツ積立を続けたこと
毎月決めた額を、相場が良くても悪くても、淡々と積み立て続けたこと。
派手さはまったくありませんが、この「地味な継続」こそが資産形成の土台になっている、という評価でした。

AIが指摘した「改善点」

もちろん、褒められただけではありません。ひとつ、はっきりと課題を指摘されました。

それは、高配当株の「業種の偏り」です。
銘柄数は増えているのに、特定の業種に寄ってしまっている——。これは、別の記事でAIにポートフォリオ診断をしてもらったときにも出てきた、私の弱点です。

👉 AIに自分のポートフォリオを診断させたら、思わぬ偏りを指摘された話

この点は、これからの買い増しで少しずつ整えていく——私の継続的な課題です。

採点を受けて気づいた、いちばん大事なこと

総合評価としては、ありがたいことに高い評価をもらえました。
でも、よく考えてみると、評価されたのは「賢い銘柄選び」でも「タイミングの上手さ」でもなかったのです。

評価されたのは、「やめなかったこと」
暴落で売らなかった、毎月の積立をやめなかった。ただ、それだけ。

長期投資で一番むずかしいのは、賢く立ち回ることではなく、「退屈な継続」を続けること。

3年やってきて、そしてAIに採点してもらって、これを改めて実感しました。

※もちろん、高評価だからといって、これからも安泰というわけではありません。あくまで「過去の姿勢」への評価です。これからも、気を抜かずに続けていきます。

【連載】会社員投資家のAI活用シリーズ

このロードマップの実践編として、AIを使った投資の取り組みを連載でまとめています。気になるものからどうぞ。

まとめ:AIは道具。判断の主導権は、手放さない

これで、全5回の「AI活用シリーズ」は完結です。

銘柄の絞り込み、決算短信の要約、ポートフォリオ診断、落とし穴の整理、そして今回の振り返り。
振り返ってみると、私はAIに本当に多くの作業を助けてもらいました。

でも、5回を通じて一貫してお伝えしたかったのは、この一点です。

AIは「作業」や「分析」を助けてくれる、最高の道具。
でも、最後に判断するのは、いつも自分。

AIを使い倒しながらも、判断の主導権だけは手放さない
これが、私なりのAIとの付き合い方です。これからも、この距離感を大切にしていきます。

シリーズの全体像は、こちらのまとめ記事からどうぞ。

👉 会社員投資家のAI活用ロードマップ

私の3年間の歩みは、こちらに書いています。

👉 つみたてNISA・インデックス投資を3年続けてわかった5つのこと